ケーブルカーの正しい乗り方

 

ケーブルカーは運休する 要確認
 まず、確認しておくことは、ケーブルカーが営業しているかどうかということです。
毎日、走っている普通鉄道と違い、青函トンネル記念館  立山ケーブル  黒部ケーブル  妙見ケーブル 叡山ケーブル (正月等ごく例外的に営業する路線あり) は、冬季休業となります。
 また、保守点検、設備更新等のため、休業することがあります。オフシーズの特に、2月、6月の平日は要注意です。恥ずかしながら私も休業日に当たり、ケーブル行きのバス停留所に貼ってあったケーブルカー運休のお知らせを見て愕然としたことがあります。お出かけ前に各社のサイトに注意を払いましょう。

 その他、強風、積雪による運休もありますが、悪天候時には山へ行かない事が懸命である。
 また、ケーブルカーの乗車のみを目的としているのならば良いのですが、観光を目的としている場合は、せっかくケーブルカーで山上駅へ行っても、そこからのシャトルバスが運休期間の場合やリフトやロープウェイが風で運休の場合は良くあることである。
 ケーブルカーの乗車のみを目的にしている場合でありますが、その場合我々は、行きと帰りは違う車両に乗車しようと考えるものである。山上まで乗車してきた車両が、山下へと発車し、乗車していないもう一方の車両が到着するのを待つのだが、発車の時刻になっても乗客がゼロだと運行しないので要注意。ケーブルカーは、乗客がいないと、その便は運休します。

 それから、生駒ケーブルでこどもをブルミケ(宝山寺1号線)に乗せたい場合も確認が必要です。ブルミケが走る宝山寺1号線が運休し、宝山寺2号線が運行していることがあります。これも平日は要注意。
 最後に、早朝や夕方遅く行く場合は運行時間に注意。基本的に夜間は、近鉄、南海等の生活路線を除くと運行していません。夜間の運行は大晦日や夏季の夜景見物時に運行するくらいである。

アクセス方法を確認する 要確認
 このホームページで、ケーブルカーの写真やスタンプ、乗車券などをちりばめているが、このサイトを作ったきっかけであり、知らせたかったのが、アクセス方法の紹介である。
 ケーブルカーまで、最寄駅から、徒歩で行くか、バスがいいのか、料金が高くてもタクシーが効率的なのかを見極めましょう。

車内の乗車位置について
 ケーブルカーに乗車した時の、乗車位置であるが、山下側の前がベストポジションである。
山上へ向かう際、小さな子供が我先にと一番前の席に座るのをみかけるが、一番後ろが特等席である。
従って車内の座席が向かい合わせの時は、山下側に向かって座ろう。


ケーブルカーの超基本用語
 ケーブルカーの正しい乗り方ではありませんが。気になるので記します。
ケーブルカーとロープウェイがごっちゃになっている方が見受けられます。
どちらも、車両にロープを結び引っ張って動かしているのだが。線路の上を走っているのがケーブルカー。空中を進んでいるのがロープウェイである。
(諸外国では、前述のロープウェイもケーブルカーと呼ぶ場合があるが、日本では前述のとおりである)

それから、ケーブルカー車内の乗務員を運転手と呼んでいる方がいますが、彼(彼女)は運転はしていません。
巻上機を操作している方が、運転手です。