東北日帰りの旅


2002年10月3日・10月24日

( )は、乗車車両の車号です

 **2002年10月3日(木)**  晴れ

東北地方の未乗線区を日帰りで乗りつぶすこととした。手始めに、まず、下記2区間に乗車する。

大船渡線(一ノ関−気仙沼) 62.0キロ
仙石線(仙台−あおば通) 0.5キロ

東京 10:04発 やまびこ37号  12:43着 一ノ関 12:54発 333D 気仙沼 14:13着
気仙沼 14:33発 快速スーパードラゴン  15:41着 一ノ関 16:00発 やまびこ50号  仙台 16:36着

 新宿駅で特急券を購入、東京駅をやまびこ号で出発。田端付近の鉄道複雑地帯を眼下に眺める。2時間40分で、一ノ関着。
大船渡線に乗換る。2両編成のワンマンカーである。これから、気仙沼まで乗りつぶす。
 333Dは、定刻に一ノ関を発車し(キハ100-35)、左へ曲がり東北線と別れる。新幹線の下をくぐり、山並みへと入っていく。そして、北上川を渡り、陸中門崎へ。列車は、南へ向かい北に向かいつつ、東へと進むのだが、時折、西方向へも進路をとる。ドラゴンレールとはよく言ったものだ。その後千厩で列車交換し、1時間20分で気仙沼着。
6月1日の日記に、『気仙沼−一ノ関を乗車のため、近いうちに、またここに来ることになる』と記したとおり気仙沼に降り立った。
とはいうものの、20分で折り返し、一ノ関へと戻る。そして、新幹線で仙台へ。


仙台 16:40発  16:47着 苦竹 17:01発  あおば通 17:11着

あおば通 17:21発  17:22着 仙台 17:55発 やまびこ22号  19:09着 大宮

 2000年3月11日に、仙石線 仙台−あおば通が開業したが、その際、仙台から陸前原ノ町までもが、併せて地下区間となったため、まずは、苦竹まで乗車する。(クハ103-625)
 仙石線では、乗降用に、押しボタンがあるのだが、地下区間でも押しボタンで扉を開けるのは変わった感じがする。陸前原ノ町を出るとすぐに、電車は地上に上がり、苦竹着。下車し、あおば通へと折り返す。(クハ103-175)あおば通駅でスタンプを押印し 仙台へ戻り、やまびこ22号で帰路に着いた。
      
苦竹駅にて あおば通駅


 

 **2002年10月24日(木)**  曇り

東北地方の日帰りで乗りつぶし。次は、下記2区間てある。

東北線(花巻−小牛田) 105.0キロ
くりはら田園鉄道(石越−細倉マインパーク前) 25.7キロ
花巻−小牛田は、夜行列車に乗車、日中は乗車していないので、今回乗車する
新横浜 7:53発 こだま440号  東京 8:09着 
東京 8:36発 Maxやまびこ115号 10:32着
 仙台 10:39発 やまびこ7号  盛岡 11:32着
盛岡 12:10発 1538M  13:39着 一ノ関 13:47発 536M  石越 14:09着

 十日市場駅で、東京8:52発盛岡行のやまびこ7号の特急券を購入しようとしたがあいにく満席、せっかく会社を休んだのでとりあえず東京駅を目指す。結局8:36発仙台行のMaxやまびこ115号で、仙台へ行き、そこで、やまびこ7号を待ち盛岡へ行くこととした。
 手持ちの現金がほとんどなかったため、盛岡で駅前のコンビニに行くものの、現金引出機が無い。銀行を見つけお金を降ろし一安心。
 朝早く出発したものの、正午となる。やはり東北は遠い。
盛岡へ着いたのもつかの間、東京方面へ戻る。まず、12:10発の一ノ関行に乗車した。(クハ700-1013)
 列車は、ワンマンの2両編成。座席は満席でつり革も半分ほど埋まっている。定刻に発車した1538Mは、真直ぐな線路を南へと進む。花巻までは、今年、急行陸中号で2度乗車している。
  12:48に花巻を発車、ここからは昼間の未乗区間である。稲刈りの終わった田の中を進み一ノ関着。小牛田行に乗り換える。
 536Mは一ノ関を3分遅れで発車、(クモハ701-1501)有壁で新幹線と交差する。そして、くりはら田園鉄道との接続駅石越には遅れて到着したため、列車を降りるや否や猛ダッシュする。 
一ノ関行 盛岡駅にて 小牛田行  一ノ関駅にて

石越 14:12発  14:55着 細倉マインパーク前 15:08発  石越 15:51着
石越 16:08発 540M  16:33着 小牛田 16:42発 1574M  仙台 17:28着
仙台 17:57発 やまびこ22号  19:12着 大宮
 くりはら田園鉄道に乗車する。ワンマン単行である。(KD951)乗客は前乗り前降りなのが珍しい。
定刻に石越を発車、車内の乗客は数名である。くりはら田園鉄道は、かつては、くりはら電鉄という名称であった、文字通り電化されていた。その名残で、列車の窓から架線は無いが電柱は残っているのが見られる。
 列車は、現在の社名が表すとおり、田の中を進む。大岡の手前で東北新幹線の下をくぐる。終点の手前、鶯沢工業高校前からは、右へ左へカーブし登り勾配を進む。そして、終着駅細倉マインパーク前に到着。なお、一部区間では架線が残っていた。

 くりはら田園鉄道
  石越−細倉マインパーク前 25.7キロ   駅数16   沿線自治体による第三セクター
  平7.4.1 動力が、電気から内燃に、社名も、栗原電鉄から変更 

KD951 電柱が残っている
 細倉マインパーク前から石越へ戻り、小牛田で乗換、仙台着。10月3日と同様、やまびこ22号で大宮へ向かい埼京線へと乗り換えた。